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「私たちのちかい」法話


ご依頼をいただきまして『門徒推進員だより』60号に「『私たちのちかい』をいただいて」と題して副住職が寄稿いたしました。2018年(平成30年)秋の法要でご門主がご法話をされました。その中で「私たちのちかい」が述べられています。

この「ちかい」を、私の自己中心性・煩悩性・排他性と私の心の内側へのご指摘といただき、最後にみ教えを通してご縁やご恩の世界へと外向きに視野を広げさせてくださることばとして味わいました。

「『私たちのちかい』をいただいて」の掲載原稿はこちらからご覧いただけます。(読みにくい場合はファイルを保存してからご覧ください)

▼以下、ご親教の内容全文です。本願寺公式サイトより引用いたします。

「私たちのちかい」についての親教
私は伝灯奉告法要の初日に「念仏者の生き方」と題して、大智大悲からなる阿弥陀如来のお心をいただいた私たちが、この現実社会でどのように生きていくのかということについて、詳しく述べさせていただきました。このたび「念仏者の生き方」を皆様により親しみ、理解していただきたいという思いから、その肝要を「私たちのちかい」として次の四ヵ条にまとめました。

私たちのちかい

一、自分の殻(から)に閉じこもることなく
穏(おだ)やかな顔と優しい言葉を大切にします
微笑(ほほえ)み語りかける仏さまのように

一、むさぼり、いかり、おろかさに流されず
しなやかな心と振る舞いを心がけます
心安らかな仏さまのように

一、自分だけを大事にすることなく
人と喜びや悲しみを分かち合います
慈悲(じひ)に満ちみちた仏さまのように

一、生かされていることに気づき
日々に精一杯(せいいっぱい)つとめます
人びとの救いに尽くす仏さまのように

この「私たちのちかい」は、特に若い人の宗教離れが盛んに言われております今日、中学生や高校生、大学生をはじめとして、これまで仏教や浄土真宗のみ教えにあまり親しみのなかった方々にも、さまざまな機会で唱和していただきたいと思っております。そして、先人の方々が大切に受け継いでこられた浄土真宗のみ教えを、これからも広く伝えていくことが後に続く私たちの使命であることを心に刻み、お念仏申す道を歩んでまいりましょう。

本願寺新報2018(平成30)年 12月1日号掲載


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