12月のことば
命には大小はない。そんなことを考えさせられることばです。12月の掲示伝道の紹介です。食事をいただく時には「いただきます」と手を合わせてから頂戴します。とは言え、それぞれが尊い命であったことをどれだけ意識しているでしょうか。美味しかったか、そうでなかったかばかりに心を傾け、かけがえのない命を「いただく」ことに涙を流すようなことはありません。仏さまはすべての命を平等に見ておられますが、その視点に立つことができません。まず私の命の大切さを知り、そこから他の命への思いを深めてゆきたいものです。
12月のことば
わが命の惜しきことをしらば
小さき虫に至るまで心をとめよ
鈴木 正三(すずき しょうさん)
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