組連研オリエンテーション
みなさんは「連研」をご存知ですか?連研とは、私たちの人生や生活を送る上での悩みを、仏さまの教えと重ねて聞いていく連続した研修で「連続研修会」(略して連研〈れんけん〉)と言います。この度、葛城北組におきまして連研を開催することとなりました。
無量寺のある香芝市と近隣の広陵町、王寺町で構成されるグループ、葛城北組で組連研が17年ぶりに復活しました。大変嬉しいことです。伝統的な聴聞(法話を聞くこと)の形は、ひとりの僧侶が多数の聞き手に対して法話を行いますが、連研では参加者が数名のグループに分かれて、一つのテーマをみんなで語り合う話し合い法座の形で進行します。僧侶だけが一方的に話すのではなく、ご門徒と一緒に語り合いながら課題を共有することを目的としています。これが大きな特徴です。私が連研に関わりたいと思うのは、話し合い法座の中で僧侶こそが教えられ育まれる場であるからです。2年以上に渡る連続研修会の始まりとして、無量寺にてオリエンテーションが開催されました。これから26名のご門徒みなさまと一緒に学んで参ります。
取り扱うテーマは「幸せ」「法事葬儀」「老病死」「浄土」「差別」「非戦平和」「社会問題」など様々です。この研修会に興味を持たれた方がありましたら、ぜひお問い合わせください。
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