国立療養所長島愛生園へ行ってきました。
ここは日本初の国立療養所として岡山県瀬戸内市に設立し1930年に運営が始まりました。
当時ハンセン病は感染症ということはわかっていたのですが有効な治療法が見つからず療養所への隔離が行われました。
その後、特効薬ができて完全に治癒できるようになりましたが隔離政策は1996年まで続きました。これはわずか20年ほど前の出来事です。
現在は橋ができて自由に施設を訪れることが出来ます。愛生園には歴史館もあり学びを深めることが出来ます。
ハンセン病を通してさまざまな悲しみや苦しみが生み出されました。そしてハンセン病に対しての偏見や差別は今も残っていて新たな苦しみ悲しみが生み出されています。
どうすれば全ての人が幸せに暮らしていくことのできる社会になるか考え続けていきたいと思います。
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