長島愛生園の納骨堂です。

写真は長島愛生園の「納骨堂」です。
ハンセン病とはらい菌の感染によって起こる病気で大量の菌と長期にわたって接触することによって初めて起こります。また感染しても発病に至ることはまれで医師や職員での発病の例がないことがそれを証明しています。

だからみなさんも一度訪れてください。

現在はハンセン病は確実に治癒できる病気になっています。現在療養所で暮らす人々も治癒しています。

この場所に納骨堂がある意味も深く考えさせられます。

ハンセン病に対する偏見や差別の目は患者のみならず家族にも向けられたため遺骨を引き取ることも難しくなったのです。親や兄弟姉妹と離れ名前を変え生涯療養所の中に閉じ込められ亡くなっても故郷のお墓には帰れないという差別の現実がここに知らされます。

偏見や差別は人を苦しめます。まず私の心の中から差別を無くしていきたいと思います。