「メイン写真」

無量寺ブログロゴ

メニュー

ブログメニュー

10月のことば


「恩」はパーリ語で「カタンニュー」と発音され、私たちは「なされたことを知る者」といただきます。普段、恩という言葉をどのくらい使われるでしょうか。なかなか用いることが少ないかもしれません。それは感じることが少ないからです。恩を感じることが多ければ言葉にも出てくると思います。ただ、恩は知ろうとしないと知ることが難しいのです。見えないだけで、私に向けられた恩はたくさんあると受け止めてみてはどうでしょうか。時間がかかるかもしれません。だからこそ「老いてみて ひとしお思う」と表現されるのでしょう。私たちはかけた恩にこだわります。でも受けた恩に一つずつ感謝できる人生のほうが豊かなのです。

10月のことば 老いてみてひとしお思う父母の恩 ただありがたく手を合わす 引


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。