2月のことば
掲示伝道のために住職が毎月ことばを選んでいます。2月のことばです。
「三屋清左衛門残日録」というテレビ番組をご存知でしょうか。北大路欣也さんが主演される時代劇なんですが、隠居生活に入ってから、川釣りを始めた清左衛門が、釣り仲間で道場でのかつての同朋から声をかけられ、そのことばに突き動かされる中、年老いてなお頼られながら活躍をしていく、そんなドラマです。2月のことばはこの番組のナレーションからの引用です。
ご存知の方も一部あるかもしれませんが、住職は年末に少し体調を崩しました。今はまた平常を取り戻しつつあります。ご心配をおかけしました。
住職が自らの心に最も響いたことばを「今月のことば」として選んでいるのだと思います。年老いていくのは生きている証拠である。しかし未だ私の命は続いている、残された命を精一杯生きていきたい、そんな思いだったのかと味わいます。
老いの中に精一杯生きる力をどこに求められますか?みなさまにとってそれが仏さまの教えであればと心より思います。
2月のことば
老いることすなわち
これ生きることなり
日落ちて暮るるにいまだ通し
引
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