12月のことば
12月は苦しみの原点を知らせてくれることばです。少しでも若くありたい、健康でありたい、そう感じることはたびたびあります。しかしなかなか思う通りにはなりません。それどころか時間の経過とともに老いは進むばかりで、自分自身のことでありながら、ますます思い通りにはなりません。他人のこととなるとなおさらのことでしょう。
お釈迦さまはその苦しみの根本を私の「欲」であるとおっしゃいました。苦しみの原因が老や病にあるのではなく、思い通りにしたいと思うその心が私を苦しめているとお示しになったのです。
12月のことば
自分自身が思うがままにならぬのに
他人が思うがままになるはずがない
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