8月のことば
8月は相田みつをさんのことばです。あれも欲しいこれも欲しいと思いながら生きてきた私。しかし何かを手に入れても、結局は次に欲しいものに心を奪われてきたのだと思います。人の欲求は止まるところを知りません。多くのものを手に入れることができたとしても、全て捨ててゆかねばなりません。この身体さえ捨ててゆかねばならないのです。そこに厳しい苦悩があることが今月のことばより知らされます。
物質的な豊かさではない、本当のしあわせとは何か。欲望のままに生きるむなしさを示し、全てを捨てる中に残るものを伝えてくださるのが仏さまの教えです。
8月のことば
生まれたときは
まるはだか
死ぬときは
それも捨ててゆく
相田みつを
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