本願寺でポケモンGO
先日京都の本願寺へ参拝したときに、ポケモンGOを起動してみました。すると見えてきた光景は・・・。本願寺はポケストップでいっぱいでした!
画面左側を縦に通っている道路が見えてきました。堀川通です。画像は北境内地駐車場から南向きに本願寺を見たものです。 伝灯奉告法要で本願寺を訪れる方も多いかと思いますので、こんな記事も書いてみました。
無量寺がポケストップに指定されていることは記事にしました。
また本願寺でポケモンGOはありかなしか、以前にもブログにて紹介いたしました。現在はゲームを通してでも、たくさんの人に参拝していただきたいとのことでオープンになっています。
西本願寺と書かれたポケストップです。御影堂門です。今から150年前、1859年に親鸞聖人600回大遠忌の前に、大阪の講社のみなさまによって修復。その後1960年、親鸞聖人700回大遠忌の前にも修理され、親鸞聖人750回大遠忌を前にもう一度修復されています。門を見ても浄土真宗の歴史を感じることができますね。 法要を機縁として本願寺のさまざまな施設が修復されて護持されてきたことがわかります。こういった本願寺の施設がゲームの中にでてくるのがとてもおもしろいと思います。写真をよく見ると「ごうたんええんじのつどい」と横断幕に書かれているようにも見えます。親鸞聖人の誕生を祝おうと子供たちが参拝してくれたのでしょうね。
次はこちらの門です。阿弥陀門とありますが、正しくは阿弥陀堂門といいます。1983年、檜皮(ひわだ)の一部葺替、飾金具の修正、金箔押などの補修が行われ、創建当初の美しい姿が現代に再現されています。写真には色鮮やかな幕が掛かっているのが見えます。法要の時の写真がゲーム内で使われているようです。
親鸞聖人の等身大のお木像(ご真影)がご安置されているところから御影堂といわれています。このお木像は聖人71歳のお姿を写されたものといわれ、聖人を荼毘に付した後、その灰とお骨を漆に混ぜ合わせてお木像に塗り上げたと伝わっています。こちらのお堂は1636年に再建されました。東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートル、広さ734畳、瓦の枚数は15万枚あり、本願寺で一番大きなお堂です。中央には親鸞聖人の木像、左右に本願寺歴代門主の御影を安置してあります。国宝に指定されているこのお堂は、平成10年より10年間に及ぶ大修復を経て現在の姿となりました。ポケストップとして利用するだけではなく、ぜひ本堂の中に入ってご参拝ください。
唐門はなんとジムになっていました。唐門とは屋根全体が唐破風の形をした門をいいます。こちらも国宝に指定されています。獅子や龍、孔雀など、桃山時代の装飾彫刻を駆使した四脚門で、豪華絢爛を再現した門といえるでしょう。丹念に眺めれば日が暮れるのも忘れるというところから日暮門ともいわれます。ちなみにキリンビールの麒麟は、この門の右側の彫刻をモデルに描かれたと聞いています。是非見つけてみてください。
ポケモンGOのポケストップは施設紹介にもなっていると思います。ここに掲載した施設はほんの一部です。あとはみなさん自身が実際に足を運んで探してみてください。本願寺の中のいろいろな施設について、ゲームを通して興味を持ってもらえたらと思います。
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