4月のことば
掲示伝道の紹介です。4月のことばです。2022年2月にウクライナとロシアの間に戦争が起こりました。この戦争の責任は武力でもってウクライナを攻撃したロシアにあります。ウクライナの兵士や国民が命を奪われることはあってはなりません。また報道されているようなロシア兵による理不尽な暴力行為も決して許すことはできません。しかし偏った立場でばかり物事を考えると大切なことが見えなくなってしまいます。すべての命は等しく尊いという視点で見てみると、戦争によって奪われるロシア兵の命も同じ尊い命です。私は心から戦争に反対します。命を奪われる恐怖や苦しみ、人々の悲しみに今こそ心を向けましょう。暴力によって殺される側にわが身を置いて考えてみましょう。敵や味方という区別なく、決して殺してはならないし、殺させてはならないのです。
4月のことば
己(おの)が身にひきくらべて殺してはならぬ殺さしめてはならぬ『法句経』
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