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3月のことば


20世紀前半の日本史学者である、津田 左右吉師のことばです。

未来にできることを期待せず、今できることを大切にしたい。昨日の続きに今日がきて、その続きに明日が来ることを当たり前のように感じてはいないでしょうか。
今、なすべきことを先送りにして、未来にばかり期待を持とうとしていないか、と自分に問いかけてみると、与えられた今日を十分に過ごしていない我が身が照らし出されてきます。なすべきをせず「いずれそのうちに」と言い訳し、できなかったときは何かと理由をつけて自分を納得させている私に、「今日の身の今日するわざに」私のすべてを込めて取り組む、今を生きるということを改めて感じさせていただくことばです。

3月のことば
明日いかにならむは
知らず
今日の身の
今日するわざに
わがいのちあり
津田 左右吉

 


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